敷地33坪を効率的に捉えた、ミニマルな合理性とホテルライクな洗練さを兼ね備えた家。
フロントガーデンにゆったりと駐車できるカースペースも確保し、窓の大きさと配置に配慮することで周囲の視線を遮るようにもデザインされています。
閑静な住宅街での建築に適した「閉じた」外観デザインは、シンプルでありながら存在感は絶大です。
2階をオーバーハングにし、軒にレッドシダーを。存在感を発揮するファザードです。
西向きであるため、窓を最小限まで抑えていますが、中は計画的な窓の配置により、やわらかい光が差し込みます。
閑静な街並みの景観に溶け込ませつつ、シャープで現代的な建築デザインに仕上げました。
裏が道路になっているため、二つの顔を持つ外観デザインに。表の大人しい表情とは打って変わって、シャープで精悍な表情を見せています。
勾配天井のレッドシダーが映えるシンプルで開放的な2Fリビング。
南側(画面左)の窓は、隣地建物を計算しながら柔らかく光が差し込む高さにセット。
ノイズを極限までなくしたオリジナルのキッチン。
ベッドルーム、デスク、バスルームやランドリーが一体となったメインルーム。
時には旅先のような高揚感、時には住まいとしての安らぎを。
お施主様の想いを捉え、どんな気分でも心地よく感じられる絶妙なバランスをデザインしました。
朝起きると、そこにある洗面とバスルーム。
東からの陽光をキャッチして、間接的にベッドルームへ届けます。
柔らかく明るい朝を迎えたいというお施主様の想いを叶えました。
読書やテレワーク、夜には晩酌を楽しむ空間として、決して大きくないこの空間がライフスタイルの幅を広げます。
起きたらシャワーを浴びて洗面台で髪を乾かし、そのままウォークインクローゼットで衣服を纏って仕事へ。朝の動線を集約し、身支度の時短を叶えます。
ベッドルームと書斎に面したスペースにはアオダモを。
冬は葉を落として、暖かい光を入れてくれます。
「お施主様の『日常にホテルライクな空間やライフスタイルを採り入れたい』というご要望から始まった家づくり、
ミニマルで合理的な空間は、都市の住まいにふさわしいアーバンモダンスタイルのホテルデザインを纏いながら、
普遍的なデザインへと昇華させています。
憧れのホテルステイで感じる高揚感のあるデザイン空間は、近年話題の『ワーケーション』を日常に落とし込んだ、
新しいライフスタイル。
お施主様の日常に非日常な楽しさとときめきをもたらします。